11月13日(土)
二人組の強盗が十日夜、サンパウロ市西部アルト・ダ・ラッパ区の老夫婦の家に壁を乗り越えて侵入し、二人をトイレに閉じ込めた。その時、妻のエリーザさん(80)が転び、ビデに頭をぶつけて死亡した。助けを求める夫の叫び声を間借り人が聞き、警察に通報。警察が駆けつけた時には強盗らは逃げた後だった。一年前から現場近辺で二軒以上の家が空き巣の被害に遭っていたという。
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テレビ局SBTの司会者、ラッチニーニョ(48、本名カルロス・マッサ)さんら四人が乗っていた車が十一日午後一時ごろ事故を起こし、運転手が死亡、ラッチ―ニョさんらは軽傷を負った。事故現場はサンパウロ市から三七五キロ離れたレジス・ビッテンクール通りで、四人の車は大型トラックと衝突。雨でスリップしたとみられる。四人はクリチーバ市にある司会者の自宅に飛行機で向かおうとしたが、雨のため車に変更したという。同司会者の番組は録画のため同日放映された。
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水上飛行機が十一日午前十時五十分、マナウスから二三〇キロ離れたアナヴィリャーナス島で墜落し、乗客のフランス人のカメラマンと映画関係者二人が死亡した。パイロットは行方不明。水を調査する学者夫妻が乗った飛行機を撮影するため、事故機は飛行していた。
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社会保険庁(INSS)のコンピュータシステムが十日に故障し、以降、窓口の応対が遅れている。通常より二時間以上遅れたところも。ランド社会保障相は十一日、システムは三日以内に回復すると発表。故障原因は現在調査中だが、犯罪の可能性も同相は否定していない。