ブラジルをめぐる各国の外交が活発化している―。十二日の胡錦濤中国国家主席に続き、十六日に盧武絃韓国大統領、二十二日にはプーチン・ロシア大統領が来伯する。南米の大国としての存在感は確実に高まっている。
日本経済新聞によれば胡主席は十二日、ルーラ大統領と会談し、現在対中輸出が禁止のブラジル産牛肉と鶏肉の解禁や、ブラジル内のインフラ整備に向けた中国からの投資促進、人工衛星打ち上げやエタノール燃料の共同開発など、幅広い分野に渡る協力文書に署名した。
九月の来伯時、小泉首相はマンガー輸入許可を発表したが、今思えば、中国に比べると実に貧弱な交渉内容・・・。モノがモノだけに〃漫画〃なみの交渉だった?!と言われないよう、来年の大統領訪日を実りあるものにしてほしい。 (深)
04/11/17