11月18日(木)
日伯文化連盟(アリアンサ)の事務局長に今年八月から、高田誉司夫(よしお)さん(二世、53)が就任している。高田さんは一九五一年、第二アリアンサ村(ミランドポリス)の出身で日本語に堪能。サンパウロ科学・経済大学で会計や事務を学んだ。七一年から八九年まで、旧南米銀行に勤務。その後、南米保険に出向した。アリアンサに入る前は、生命保険のコンサルタントをしていた。
アリアンサは今年七月に文協日本語講座を譲り受け、生徒数が約千四百人に膨らんだ。現在アンケートを実施、年齢、学習動機などを調査中だ。コンピューターやマーケティングにこなせる人材として、新事務局長の手腕に期待がかかっている。
高田さんは「ホームページをリニューアルしたり、書籍の刊行など新しいプロジェクトが出てきています。たくさん企画を考えていきたい」と抱負を語っている。
越智清忠前事務局長は七月、高田さんと入れ替わる形で退職した。