ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
中小スーパーに人気=地域密着で躍進遂げる
11月19日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】中小スーパーが大手スーパーを喰い荒らしている。大手が弱小を潰しているのが世界的傾向だが、ブラジルでは逆の現象が生じている。
この現象は国内スーパー協会が明らかにしたもので、二〇〇〇年の時点では五大スーパーが売上げの四一%を占めていたが、〇三年は三八・一%に下落した。この下落は三十億レアルに相当する。
さらにランキング別を見ると、売上げが三億レアル以下の店は昨年比〇・四%の増加に対し、売上げが五億レアル以上の店は三・九%減少した。ブラジリア市では九九年から昨年にかけて百三十店が新たにオープンしたが、三〇%は中小スーパーだった。
同協会はこの現象について、規模が小さい店は消費者と密接な関係を築き、ブランド品より一センターボでも安い品物を店に並べる工夫をしていると分析する。大手スーパーの広い駐車場に乗り入れるより、サンダル履きで走って買いに行ける近くの店を消費者は好むという。今後は大手スーパーも対応に工夫を凝らさなければならないとの見方を示している。