11月20日(土)
リオ・グランデ・ド・スル州パッソ・フンド市周辺地域にあるバラック小屋で十七日夜十時ごろ火事が発生し、二歳から六歳までの子ども四人が焼死した。材木で建てられた小屋には電気が引かれておらず、母親が子どもたちの部屋でいつも灯していたろうそくの火が、火事の原因とみられている。長女は現場から逃げて無事だった。火災発生時に母親はろうそくを買いに出て家にいなかった。父親は服役中。
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清掃用溶剤一ガロンが入った缶が爆発し、演劇の授業を受けていた十四歳の少女が顔や手足などに二度から三度の大やけどを負い、瀕死の状態で病院に運ばれた。事故は五日夜七時半ごろ、サンパウロ市東部アルトゥール・アルヴィン区の州立校で発生。少女のほか、十四歳と十七歳の少年が顔や手にやけどを負った。爆発原因と、誰がなぜ缶を授業場所の講堂に持ち込んだのか、まだ判明していない。
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男性誌プレイボーイが、スーパーモデルのジゼーレ・ビュントヘンにヌードモデルになるよう依頼した。同誌の依頼はこれが三度目で、モデル料は五百万ドル(約千五百万レアル)。この額は九八年にヌードを披露したトップモデル、シンディー・クラフォードの五倍。二〇〇〇年に八百万ドルを稼ぎ、今年は二千五百万ドルを稼ぐ見通しのジゼーレが、すげなく依頼を拒否したのも無理はない。
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黒人の意識高揚の日として今年から十一月二十日はサンパウロ市の祝日となった。スーパーやショッピングなどの商業施設は一部閉店、ガソリンスタンドとフェイラは通常営業。地下鉄とバスは普段の土曜日と同じく六〇%が運行。