11月23日(火)
[ポルトアレグレ]南伯日本語スピーチコンテストが、去る十月二十四日、ポルトアレグレ市のカトリック大学で開催された。同大学日本語文化研究所の主催だった。
今年で十三回目。PUC、連邦大学、ポルトアレグレ日本語モデル校、ウニシーノス大学の各日本語講座で日本語を学ぶ二十二人が、成果を発表した。
例年に比べ、観衆・聴衆は少なかったが、本番とあって見守る教師、家族の人たちは、緊張と安堵の連続となった。スピーチ終了後、入賞者の発表が行われ、ポルトアレグレ日本語モデル校から七人が入賞、長島総領事、森口PUC教授から賞状と記念品を受けた。
出場者の九〇%は非日系。年齢も十代前半から三十代と幅広く、近年の日本語学習者の多様化と、より幅広い層への日本語学習者の浸透を印象づけた。