11月24日(水)
市警環境犯罪捜査課は二十一日夜、サンパウロ市南部ジャルジン・アンジェラ区とイタペセリッカ市の境界付近にあり、闘鶏の賭場として使われていた家を摘発、女主人を含む賭博者十七人を逮捕し、鶏百九羽を押収した。現場には三つの闘鶏場と、傷ついた鶏を治療する所もあった。一カ月前に告発があり、警察は客のふりをして現場に潜入し捜査を続けていた。紹介者がなければ賭場に入れない秘密クラブのシステムが採用され、賭ける金額は五十から二百レアル、鳥によっては七千レアルに達したという。
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九四年十月十五日にサンパウロ州北部海岸地方サン・セバスチアン市の森林に墜落した飛行機が、ほぼ十年後の十九日午後に発見された。匿名の情報から事故現場が判明したという。二十一日午後には搭乗者の家族らが四時間歩いて現場に到着し、機体に残された搭乗者五人の遺骨と遺品を確認した。事故原因は現在調査中。
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クリスマスをほぼ一カ月後に控え、ヴィンテ・エ・トレス・デ・マルソ通りでは商店とカメロー(露天商)との間の緊張が高まっている。カメローらは場所とりで争い合い、日曜日に営業しようとする店を、ショーウインドーを壊すと脅している。サンパウロ市は監督官を近日中にも増員すると約束したが、カメローが減ると客足も遠のいて売上げも下がることから、店主らは痛し痒しといったところ。
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雨が多く、道路上の穴が増えるこの時期に、サンパウロ市の各区役所は補修工事を減らさざるをえなくなっている。区によっては補修資材が半分に減ったところも。市から予算が下りないのと市長が来年に変わるのが理由。サンパウロ市で毎日新しくできる穴は約九百個。運転者の方々は穴にもご注意を。