一世としてどう百周年に関わるか? エリート二世中心の祭典協会執行部は、「我々は二十年後の日系社会を考えて構想を練っている」と言う。そりゃ立派なことだと誰もが思う。ただし、言葉を代えれば「その頃には一世はほとんどいない」ということでもある。
一世排除とは言わないまでも、それに近い雰囲気がどこかに漂うとは言い過ぎか。今回、日伯総合センターは日本抜きでも建築可能なプランへと〃洗練〃された。ある役員は「僕ら二世と戦後移民は話が合わない。一緒にやっていくのは難しい」とボヤく。
一世亡き後の時代を想定する計画であれば、一世の声を入れる必要もない、という理屈? 古くて新しい世代間断絶問題。これがリーダー不在ということか。と、こんな事を書くからまた嫌われるのかな…。 (深)
04/11/24