モンチ・アズールの「日本文化週間」では、日本の玩具が子どもたちの注目を集めた。中には、剣玉や竹トンボを買って帰りたい、という子も。
〃遊びの天才〃には、日本の物もブラジルの物も関係ない。お手玉は、サッカー・ボールの代用品に使われた。「盆踊りはアシェに似てる」と言いながら見よう見まねで踊っていたのは、ピニェイロス区のファベーラに住む子だ。
「焼きそば」だけが住民の印象に残っていると懸念された日本祭りだが、歴代の日本人ボランティアから教わった日本の歌を、うろ覚えながら今でも口ずさんでいる人もいる。
日本の歌や踊り、玩具などが、子どもたちの生活や遊びと結びついて、知らず知らずのうちに定着していくようだ。(国)
04/11/26