ガチョウの番人さん

11月27日(土)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】サンパウロ州ヴァレ・ド・パライーバ市にある刑務所では、二十八匹からなるガチョウの一群(写真)が夜間の警備に大活躍。ガチョウは午後六時に監房と壁の間に放たれ、不審人物がいると鳴き騒いで職員に知らせる。
 ガチョウが来てから脱走者はゼロ。このアイデアは、農場の警備にガチョウが使われていたことにヒントを得たという。ガチョウは刑務所内で生まれ育った。二百七十人の服役者もガチョウをかわいがっているとか。