12月2日(木)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】Ibopeが全国百四十の都市で十六歳以上の女性二千人を対象に行った調査によると、回答者の三〇%が女性に対する暴力を最も問題視していることが判明した。二番目は乳ガンや子宮ガン(一七%)だった。
ブラジルでは年間二百万人の女性が暴力の被害を受けると推測されている。暴力の原因としては、八一%が飲酒、六三%が嫉妬、また高所得者は金銭問題を指摘した。
「家庭の安定のため、女性は夫の暴力に耐えるべきか」という質問には八六%が反対し、賛成は一一%だった。「浮気した女性は暴力を受けてもやむを得ない」に賛成したのは、就学年数が四年未満の女性は四六%に上ったが、大卒の女性は一七%だった。