忘年会の季節。経費、会費が少ないという点で、つましいほうに入る県人会の忘年会は、それぞれ性格が出ていて面白い。
移民が少ない県の県人会は、各種行事を企画した際、「どなたでもどうぞ」と門戸を開く。鳥取の熟年対象の勉強会「熟年大学」は、完全に一般対象である。したがって、忘年会は、活動に参加した人たちに集まってほしい、と誘う。富山県人会は、「関係者もどうぞ」といい、県人およびその子弟一色でない。
秋田県人会は、若い層の意見を尊重して取り入れ、プログラムを組む。やはり、常設教室に参加した人たちに出席を呼びかけている。
移民大県の岡山県人会にこの辺を確かめると、県人と子弟のみの忘年会。「敬老会年齢」の高齢者がけっこう多いので、慰安風になるのだろう。 (神)
04/12/4