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三井・住友保険会社=新社屋オープン=「一層の飛躍を」

12月8日(水)

 三井・住友保険会社(角田孝社長)は三日午後七時からアラメーダ・サントス街四一五番で、百人以上の来賓を招いて新社屋オープンを祝った。丸橋次郎首席領事や田中信ブラジル日本商工会議所会頭が祝辞を述べた。また日本の三井・住友海上火災保険会社から井口武雄会長も来伯、祝福に駆けつけた。
 一階から五階までの延床面積一千九百平方メートルのフロアに営業、保険損害サービスや総務部門など総勢二百人の従業員が、先月パウリスタ通りのビルより移転してきた。
 井口会長は「昨年事業拡大するために四十億円を増資した。BRICsの一つであり、資源大国のブラジルで事業させてもらっている。また九月の小泉総理来伯など両国の緊密感が高まっており、従業員の皆さんにはがんばってもらいたい」と述べた。
 また角田社長は「新社屋に移転してきて、気持ちも新たに『スピード』と『前進』をスローガンに一層の飛躍をめざす」と抱負を述べた。この後、同社から「こどものその」の井口信理事長に寄付金贈呈が行なわれた。三角岳明ブラジル三井・住友銀行社長の音頭で乾杯し、新社屋のオープニングを祝った。