12月9日(木)
年初からブラジル日本都道府県人会連合会で事務局長を務めている原泰朗さんが、今月限りで職を退く。米国系製薬会社で会社員として勤務した後、会計事務所を経営したり、高知や熊本の両県人会で事務局長を歴任するなど事務作業のプロ。
事務作業が複雑化する日本祭りなど県連の業務も変化する中で、原さんは着実なさばきを見せ、中沢宏一会長らからの信頼も厚かった。「外から見ているよりもずっと大変」と今年初頭からの一年間を振り返る。家庭の事情に加え、来年度は所属する佐賀県人会が迎える五十周年の記念事業の手伝いがあるため、県連からは離れることになった。
ただ、中沢会長の依頼もあり来年以降も日本祭りの会計は担当するという。
県連では原さんの後任を担う事務局長を募集している。性別や年齢に制限はないが、パソコンなどで事務作業が可能で、月曜から金曜の午前九時から午後六時まで勤務できること。条件については面接の上決めるという。中沢会長は「県連の事務局長の役割もさらに重要になってきた。厚遇で迎えたい」と話す。問合せは11・3277・8569へ。