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パラナ太鼓祭り=マリアルバ6グループ参加

12月10日(金)

 [ロンドリーナ]第一回パラナ太鼓祭りが、去る十一月十四日、マリアルバ文協会館で行われた。パラナ日伯文化連合会の主催。六つのグループが和太鼓にかける情熱を披露した。
 会場内に二百人の若者たちが集い、熱気につつまれた。二年間にわたる小田幸久JICA派遣シニアボランティア指導が結実していることが、具体的に示された。
 参加は「平和太鼓」(マリアルバ)、「友輪太鼓」(マウア)、「勇和太鼓」(ローランジア)、「アサヒ」(アサイ)、「わかだいこ」(マリンガ)、「一心太鼓」(ロンドリーナ)。太鼓演奏のほかにマリアルバのダンス学校ストリート・アカデミア・コルポ・エ・アッソン生徒のダンスはじめ、舞踊、歌謡の上演があった。
 役員、来賓は、吉井篤吉ヨシイ建設社長。セルジオ・カズヒロ・マリアルバ文協会長、上口誠一パラナ文連会長、西森ルイス州議員(パラナ文化運動連盟理事長)、それにサンパウロから駆けつけた渡部一誠ブラジル太鼓協会会長ら。
 渡部会長は「以前、パラナを訪れたときよりもグループ自体が大きくなっているし、演奏技術も格段に向上している」と評価した。(中川芳則通信員)