ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | 最低得点ライン引き上げ=USP一次試験=設問の難易度下がる

最低得点ライン引き上げ=USP一次試験=設問の難易度下がる

12月15日(水)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】二十八日に実施された、ブラジルで最難関といわれるサンパウロ総合大学(USP)の第一次試験での最低得点ライン(足切り点)が発表された。今年は平均点が高かったことに伴い、第二次試験の出願条件となる最低得点ラインも引き上げられた。
 なかでも最高は医学部で出題九十九問(一題は無効となった)に対し八十一点となった。昨年は七十八点だった。受験生は一様に問題は易しかったとしているが、大学側は従来の出題が難解だとの指摘を受けて、出題内容をより判り易くしたためと説明している。
 第一次試験の結果は十七日に発表。第二次試験は一月九日から十三日にわたり実施される。合格者は九千五百六十七人。このほかサンタ・カーザ医学部は二百三十人、軍警アカデミーは百五十人を採用する。