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「ふれあい日本の旅」 日本語センターが企画

12月16日(木)

 日本語を学ぶ子どもたちに刺激を与え、より日本語に親しんでもらおうと、ブラジル日本語センター(谷広海理事長)は「ふれあい日本の旅」を企画。現在参加者を募集している。
 日頃の勉強の成果を発揮するため、ブラジル人少年少女を日本へ派遣。約二十日間のうちに、東京一日探険、愛知万博見学、学校交流、移民に関する施設見学、京都・奈良・広島見学などを体験する。
 学校交流では、太田市(群馬県)、横浜市(神奈川県)、中津川市(岐阜県)、三河安城市(愛知県)の四ヵ所を予定し、ブラジル人就労者の子弟との懇談も行なう。
 「ふれあい日本の旅」は、毎年一月にブラジル全国の子ども百二十人を集めて交流合宿する「ふれあいセミナー」の延長として企画された。教育企画担当の日下野良武副理事長は、「大きくなるにつれて子どもたちは日本語からどんどん離れていく。日本語を勉強してよかった、という強いインパクトを残したい。ブラジルに関するニュースは悪いものばかりだが、ブラジルにも頑張っている子がいるのだとアピールしたい。この子たちの中から日系社会のリーダーが現れることを期待している」などと熱っぽく語った。
 募集要項は以下の通り。
 [実施期間]〇五年六月三十日~七月二十二日[費用]一人三千九百ドル程度[参加資格](1)原則として「ブラジル日本語センター」に所属する日本語学校の生徒あるいは、当センターが認める者(2)原則十三歳~十六歳。男女問わず(3)心身ともに健全な者[団員]最低催行人数四十人[募集期間]〇五年一月六日~二月二十八日(申し込み多数の場合、二月二十八日以前に締切)[申し込み詳細]同センター「ふれあい日本の旅」係、古川(11・5084・8970)まで。