12月17日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】サンパウロ州グアルーリョス市クンビッカのサンパウロ国際空港で外国人搭乗客の不満の声が高まっている。空港内での出入国の待ち時間が長く、通常で二時間、ひどい時は三時間に及ぶという。
乗客によると、朝と夜のピーク時に発着の飛行機が集中するため、外国人専用の窓口には四百人の行列ができるという。これに対応する連警係官がわずか一人のお粗末さに乗客らは憤慨している。ブラジル人用の窓口には四人が配置されている。空の玄関口でブラジルの悪印象を与えるものとして関係者らは改善を求めている。
同空港では一日平均四百十五機が発着しており、搭乗人数は年間一千七百万人。今年は一千三百万人と予測されている。関係筋によると、出入国手続きの所要時間は最高でも一時間二十分が限度だという。