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経営難の中小銀行を支援=信用保証基金が10億R$限度に

12月18日(土)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】政府は十六日、経営危機に陥ったサントス銀行に金融当局が介入して以来預金引出しが続き、資金難に陥っている中小銀行の新たな支援策を発表した。
 通貨審議会(CMN)は、信用保証基金(FGC)が経営難に陥った金融機関の救済に乗り出すことを認めた。FGCは債券を購入することで、こうした金融機関に十億レアルに上るクレジットを供与できる。
 債券購入の判断はFGCが完全に独立して行い、中央銀行は一切関与しない。九〇年代に銀行が設立したFGCは、預金者にとって銀行倒産の際には一種の保証機関となっている。
 十一月十二日にサントス銀行に介入が実施されてから一週間後に、中銀は強制預託金を三億レアルにまで減額した。しかし、数週間後、この措置は実際には中小銀行の救済にはつながらなかったことがリスク評価機関により確認された。
 中銀のダルシー法務部長によると、債券は他の金融機関も直接または間接的に購入できるという。この場合にも、債券のリスクはFGCが引き受けるが、購入額はFGCの保有する資金総額の二〇%を超えてはならない。中小銀行の債券購入は、大手銀行などにとってビジネスチャンスとなると同部長は確信している。

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