12月23日(木)
上院は二十一日、二〇〇四/〇五年度収穫の遺伝子組み換え(GM)大豆の栽培を許可した暫定令を承認した。同暫定令は大統領の裁可を待つのみ。GM種子の生産企業が栽培者からロイヤリティーを取れるよう領収証の発行が求められ、〇六年一月だったGM大豆販売期限が百八十日延長された。
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リオデジャネイロ市内の薬局に十九日夜、六人組の強盗団が押し入り、バイアグラなど男性機能不全治療薬四百錠以上と現金を奪った。ロイター通信によると犯人らは店主にピストルを突き付けて治療薬を要求、バイアグラなど三銘柄百箱以上と七十三万円相当の現金を奪って逃走した。奪った薬の「効用」は、六等分しても一人当たり昼夜連続で二カ月間以上に及ぶという。(時事)
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サンパウロ市ヴィラ・マリア区パルケ・ノーヴォ・ムンドで五月十五日に射殺された主婦ライムンダさんの殺人容疑で、軍警ファビオ・トレヴィゾリ他三人の軍警が七カ月後ようやく起訴された。ライムンダさんはパンを買いにベーカリーに入ったところ、流れ弾に当たった。同軍警は犯人追跡中の事故と弁解した。証人は前方の市民に無差別発砲しながら被害者を即時救助しなかったと述べた。
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ブラジル地理統計院(IBGE)は、結婚へのリードで女性は男性より積極的だが、別居でも女性が積極的だと発表した。当事者同士の合意によらない別居申請で、女性は七二%を占める。男性二八%の二倍以上。別居を申請した男性の平均年齢は三七・九歳。女性は三五・二歳。離婚申請は女性が五三・四%。男性は四六・六%。離婚後の再婚は男性に多い。