東西南北

12月25日（土）

　二十三日に各地を襲った豪雨は、ミナス・ジェライス、エスピリット・サント、アマゾナス、南マット・グロッソ、サンパウロ州の五州に爪痕を残した。サンジョゼ・ド・リオ・プレット市は全市街が水浸しとなり、サンパウロ市は八カ所が水浸しのため通行止めに。エスピリト・サント州カショエイラ・デ・イタペミリン市では三人が生き埋めとなったが、救助が早かったため一命は取り留めた。
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　連警は二十三日、密輸、公文書偽造、脱税の容疑で中国人ジュリオ・ロウ容疑者を逮捕するとともに、コンテナーに入った密輸品十八トンを押収した。コンテナーの中身はプラスチック製品と申告されたにもかかわらず、電気製品のほかテニスシューズ、ハンドバッグ、時計など有名ブランドの偽造品が詰められていた。同容疑者は六月に逮捕された「密輸王」と呼ばれるロウ容疑者の実弟。兄の跡を受けて家業を継いだとみられている。
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　セーラ次期サンパウロ市長の選挙公約だった地下鉄、鉄道、路線バスの統一パスは、サンパウロ州会計検査院が入札を差し止めた。落札した企業は、二十年間にわたり十四億レアルの取引をサンパウロ州政府から享受できる。入札参加社は五社以内の企業連合で、純資産が一億四千万レアル以上あることとなっている。検査院は同入札を試算した結果、州財政に多大な損失を招く内容だと判断した。
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　ナタル二十五日と二十六日のサンパウロ市の公共サービス等の営業は次の通り。［サービス］▼銀行＝休み▼郵便局＝営業▼ガソリンスタンド＝営業。［買い物］▼ショッピングセンター＝一部営業▼スーパー＝休み▼朝市＝休み▼市立市場＝休み▼市のサコロン＝休み。［保健］▼病院、救急病院＝プラントン▼保健所＝休み。［交通］▼メトロ＝五〇％運行▼バス＝二十五日六〇％、二十六日四五％運行▼電車＝二〇分毎（各線による）。