12月16日(木) 社会福祉法人こどものその(井口信理事長)は、今年十月から園長が交代。定年退職した吉田光子さんに変わって、スエリー・ロザンナさん(44)が後を引き継いでいる。 吉田前園長は、十六年間園長を務め、職員としては四十二年間こどものそのに携わった。 ロザンナ新園長は、職員として十年間働いており、数年前には一ヵ月間 ...
続きを読む »2004の記事一覧
「ふれあい日本の旅」 日本語センターが企画
12月16日(木) 日本語を学ぶ子どもたちに刺激を与え、より日本語に親しんでもらおうと、ブラジル日本語センター(谷広海理事長)は「ふれあい日本の旅」を企画。現在参加者を募集している。 日頃の勉強の成果を発揮するため、ブラジル人少年少女を日本へ派遣。約二十日間のうちに、東京一日探険、愛知万博見学、学校交流、移民に関する施設見学 ...
続きを読む »サントス厚生ホーム=〝ドラマ的〟実状(2)=功労者,重枝正美さん 初期の経営に尽力
12月16日(木) 「え、今日も刺身ですか?」。 運営が軌道に乗るまで、サントス厚生ホームの台所事情はかなり厳しく関係者は頭を痛めた。開所(一九七四年)間もなく、そんな贅沢な抗議が出されたことがあった。 施設から三十メートル足らずの距離に日伯食堂が営業中で、主人の故重枝正美がちょくちょく鮮魚を譲っていたからだ。 「赤字経 ...
続きを読む »「農業の成功,女性の力70%」 =〝横森節〝南米農業後継者を激励 =コチア農業学校でも講義 =「土づくり」を説く
12月16日(木) 「農業には女性の理解と協力が不可欠です。農業で成功するのは、六〇から七〇%が女性の力によるものです。私は家内に感謝しています」という言葉に、南米諸国の農業研修生たちが大きくどよめいた。女子研修生たちの口からは驚嘆の声が漏れた。これは、コチア農業学校で(株)信州がんこ村の横森正樹社長が研修生たちに講義をした時 ...
続きを読む »東西南北
12月16日(木) PMDBのテメル党首は十四日、党員五人が党大会決議を無視したとして除籍届けを選挙裁判所へ提出した。五人はオリベイラ通信相とランド社会保障相、ベゼーラ社会保障院総裁、マシャード運輸相、ソウザ郵政相。一方、高等裁のヴィジガル裁判長は十二日の党決議を無効にした。連邦令に定めた党大会期日よりも早く開催されたため、決 ...
続きを読む »児童売春あっせん=4人を逮捕=伊から年1千人送り込む
12月16日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】イタリアのローマ市警は十四日、ブラジルで児童買春をあっせんしていたブラジル人女性を含む四人を逮捕した。ブラジル側では連邦警察が捜査に協力した。 連警によると、逮捕されたのはイタリア人とブラジル人夫婦のほかイタリア人二人で、いずれも旅行社を受け皿に同市で買春ツアーを企画 ...
続きを読む »旧パラナ銀CPI=91人を告発=現政府関係者は告発免れる
12月16日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】メントール下議(労働者党=PT)は十四日、旧パラナ州立銀議会調査委員会(CPI)の最終報告を行った。その中で、脱税、資金洗浄、不正送金、贈収賄といった容疑で九十一人が裁判所に、他数人が捜査対象として検察庁に告発された。 告発された九十一人の中には、グスターヴォ・フラン ...
続きを読む »ヴァリグに賠償金支払え=赤字の一端は国の責任=30億レアルで再建に曙光
12月16日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】連邦高裁は十四日、ヴァリグ・ブラジル航空の赤字の一端は政府の経済政策に沿ったのが原因だとして、国は賠償金を支払う義務があるとの判決を言い渡した。ヴァリグが一審での敗訴を受けて控訴していたもので、逆転勝訴となった。国側は上告し、最高裁で争う構えをみせている。 判決によ ...
続きを読む »会社更生法改正案を承認=下院=上程から11年ぶり=閉業手続きを簡素化=情勢変化に即した改革
12月16日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】会社更生法改正案が十七日、下院で十一年振りに承認された。同法案は、現行税法の改正案と企業倒産を最小限に留める法案を二本柱とする。最近の情勢に相応して改正された法令で、ルーラ大統領の裁決待ちのみとなった。パロッシ財務相は、同法案はマクロ経済政策の基本だと、法案の成立を ...
続きを読む »小説『アマゾン移民・少年の追憶』
『アマゾン移民・少年の追憶』は本紙6面に、04年5月から9月まで98回にわたって連載された。著者の小野正さんは8月に亡くなったが、その清々しい読後感が話題を呼び、「ぜひホームページにも」という要望が多く寄せられたので、著作権を持つ遺族の了承を得て、広く公開することになった。 1930年、当時十歳だった小野少年の目から見たアマゾ ...
続きを読む »