12月15日(水) 米州開発銀行(IDB)駐日事務所の小林敏雄所長が、来年四月六日から十二日まで、沖縄県で開催される第四十六回年次総会の案内や稲嶺恵一県知事のメッセージを日系社会に紹介するために来伯した。十八日まで中南米六カ国を訪問する。 総会には、四十六カ国の財務大臣や中央銀行総裁、中南米の企業家や南米投資を検討している企 ...
続きを読む »2004の記事一覧
サントス厚生ホーム=〝ドラマ的〝実状(1)=毎日が戦場のよう 単調でないお年寄りの暮し
12月15日(水) 老人ホームの生活は、いったいどんなものなのか?高齢化社会を迎えた日系コロニアでは、そんな疑問に関心を持つ人が少なくないだろう。バザーやフェスタに訪れることはあっても、内部の実情まで細かく知ることは出来ない。そのため、困窮したお年寄りが惨めで単調な暮らしを送っていると誤解されがちだ。高齢者介護の現場では数々の ...
続きを読む »子供たちに読書の習慣を=日本の昔話読み聞かせ成功=石川さん、州立校の図書室主任=朗読大会にまで発展中
12月15日(水) 州立イザウチーノ・デ・メーロ中高(生徒数約二千人、カンポ・グランデ区)で、石川文枝図書室主任(二世、56)が子供たちに読書の習慣を付けさせようと大車輪のように働いている。七夕やかぐや姫の読み聞かせやに始まって、詩や小話の朗読大会を企画。また図書貸出カードを作成、自宅に持ち帰るように便宜を図る。図書館に通う生 ...
続きを読む »エコノミーア
12月15日(水) アルコール燃料の値上げとガソリン・アルコール両用エンジンの開発で、外国人投資家がアルコール生産に食指を動かしている。注目を浴びているのがリオ州の精製所。八〇年代は二十二カ所あった精製所が、国策計画の終了とともに七カ所を残して閉鎖した。最近気候が多雨となりサトウキビ栽培には好条件とされる。ここへ四千四百万レア ...
続きを読む »かんがい用水の確保を=ブラジルでも必要な異常気象対策
12月15日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】世界各地で異常気象が懸念される中、サンパウロ大学(USP)農学部ルイス・デ・ケイロス校は、干ばつが予想される北東部地方と北部地方で利用されるかんがい機器の購入について次のような助言をした。 まず安物買いは高くつくと心得ること。投資の回収には時間がかかることを覚悟する。 ...
続きを読む »「好きなことで決めるな」=なすべきことを仕事に選べ
12月15日(水) 【ヴェージャ誌】将来の志望決定は全ての青年にとって、人生で最初の苦汁の選択だ。周囲の人たちは異口同音に好きなことをやれというが、これほど無責任な忠告はない。好きなこととはサッカーに興じ、エロ本を見て海浜で冷たい生ビールを飲むことだ。 ハーバード大学で教鞭をとる傍ら、青年らに心のケアも行うコンサルタントをサ ...
続きを読む »ブラジルはマラノの国=最初のシナゴーグ発見=現在も受け継がれる父祖の血
12月15日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】ペルナンブーコ州レシフェ市がオランダ軍によって侵略された十七世紀、ブラジルで最初に献堂されたシナゴーグ(集会場)がサンパウロ市のラビ、ウエイトマン師によって発見された。 同師はブラジルの建国時代にユダヤ人が活躍した足跡を追った。ユダヤの格言では「住人のいない住宅は存在し ...
続きを読む »祖国発展に無関心な国会=重要法案、埃を被る=景気回復の芽を摘む恐れ=議員たちは選挙ボケ
12月15日(水) 【エザーメ誌】ブラジルにとって最も重要な法案の一つ官民合資法(PPPs)が、〇三年十一月十一日に国会に上程されて以来、審議の有効期限である三百七十六日を過ぎたが、法案成立の見込みが立たない。残念ながら国会議員は、ブラジルの発展を何と心得ているのか。 経済活動が上昇気流に乗った折角のチャンスを生かせない。P ...
続きを読む »東西南北
12月15日(水) ブラジリアの高級住宅区ラーゴ・スールで九日、マリア・C・デリゾラさん(一九)が使用人によって暴行殺害された。犯人は遺体を邸内の庭に埋め、何食わぬ顔で仕事を続けていた。父親は九日夕、娘の捜索願を警察へ提出。同邸宅を訪れた親族が異臭を嗅ぎ警察へ通報した。犯人は当日早朝、被害者が玄関へ出たところを捕らえ、庭木の茂 ...
続きを読む »最低得点ライン引き上げ=USP一次試験=設問の難易度下がる
12月15日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】二十八日に実施された、ブラジルで最難関といわれるサンパウロ総合大学(USP)の第一次試験での最低得点ライン(足切り点)が発表された。今年は平均点が高かったことに伴い、第二次試験の出願条件となる最低得点ラインも引き上げられた。 なかでも最高は医学部で出題九十九問(一題は ...
続きを読む »