12月14日(火) より迅速な肩の手術を可能にする新たな医療技術を用いた手術が、南米で初めて七日、日伯友好病院(大久保拓司院長)で行なわれ、同病院および近隣の整形外科医らにも公開された。 肩の事故による損傷や腱鞘炎、五十肩などの手術に関節鏡(内視鏡)を用いる関節鏡視下手術は、従来のメスで患部を開く切開法に比べて、手術の傷が小 ...
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卒業記念の植林=コチア農校で南米農業研修生ら
12月14日(火) 去る十日、サンパウロ州ジャカレイ市にあるコチア農業学校で、南米諸国の研修生たちが卒業記念の植林を行い、百三十本の苗木を学校所有の林地に植えた。植林に参加したのは、翌十一日に卒業を控えたペルー、ボリビア、パラグァイ、ブラジルの第五期研修生二十三名と、卒業式に参列するために来伯したボリビアとパラグァイ研修生の父 ...
続きを読む »イチゴ、日本へ初輸出=ピエダーデ,厳しい審査基準乗り越え=日系リーダーの10家族
12月14日(火) 【オ・エスタード・デ・サンパウロ】ピエダーデ産のイチゴが、史上初めて日本の日本人家庭の食卓に登場する。その第一陣となる二十トン冷凍コンテナーが五日、サントス港で船積みされ横浜港へ向かった。最終行き先は、東京市場となる。 ブラジル側の根強い交渉が功を奏し、二年前に日本側は品質および衛生管理、検疫の基準をクリ ...
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12月14日(火) 機関銃で武装した八人組が十一日夜、サンパウロ州イタニャエン警察署を襲い、拘束者百九人を奪還した。八人組は宿直中の軍警四人を人質にとり、全留置所の扉を開けさせた。翌日、全市街で捕り物劇が展開され、二十四人が捕まった。市民の一人は、こんな大規模な脱走劇は見たことがない、家の前を三、四十人の脱走者が列をなして逃走 ...
続きを読む »軍政期の機密文書焼却=空軍、弾圧の証拠隠滅図る
12月14日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】ブラジル空軍が軍政時代の機密文書を秘かに焼却していた。十二日夜に放映されたグローボ局のワイド番組ファンタスチコがショッキングなニュースとして報じたもので、関係者の間で物議をかもしている。同番組では、先程、最高裁で軍政時代の弾圧に関する書類を全て公開することを義務づけたこ ...
続きを読む »放射性物質=不十分な安全管理=事故発生の可能性高く
12月14日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十二日】政府は原子力開発プログラムの拡大を計画しているが、放射性物質を扱う国内各機関の安全を保障するための検査・監督体制は十分ではない。 放射性物質安全監督官協会(Afen)と専門家らは、放射性物質の安全管理、安全基準を使用者に遵守させる法的規制について、原子力エネルギー委員 ...
続きを読む »PMDB、与党連立を解消=野党の立場鮮明に=大統領選に独自候補擁立
12月14日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】ブラジル民主運動党(PMDB)はブラジリアで十二日、臨時党大会を開き、現政権との連立を解消することを多数決で可決した。これにより同党は野党路線を貫く立場を鮮明にした。また二〇〇六年の大統領選挙には独自の候補をよう立することも決定した。 党大会には議員総数五百十九人の六 ...
続きを読む »マナウス、未曽有の活況=トップは携帯電話=来年の受注、今年分を超える=輸送コスト高が課題
12月14日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】マナウス経済特区監督庁(SUFRAMA)は十二日、テレビやバイク、携帯電話、その他電子部品を同特区で製造するメーカーが、創業以来の盛況で沸いていると発表した。〇五年度向け生産は、全て受注済みとなった。耐久消費財の〇五年度景気動向は過熱状態が続くとSUFRAMAはみている ...
続きを読む »コラム 樹海
金正日総書記の卑劣さにいまさらながら驚く。でたらめさと虚言癖を合わせ持つ人物らしい。拉致被害者である横田めぐみさんの遺骨は別人のものとわかった。しかも、帝京大学のDNA鑑定の結果、北朝鮮が日本に渡した「遺骨」は二人の人間の骨であることも判明した。ウソもここまでくると、もう真っ当な話をする気も失せ、経済制裁に踏み切るべしの論が強 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
親の残した日本語書籍と同様、仏壇が二世、三世らにとっては、「粗大ごみ」だという話は、説得力がある。宗教によっては、非日系人もそれを新たに買い求めているというのにだ。 最近、そうした仏壇をインテリア(室内装飾)に活用している年配の二世夫婦の話を聞いた。サーラやアパルタメントの入り口付近に置いていたのだ。「けっこう、おさまってい ...
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