年: 2004年
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2004年新年号
改革元年の成果を問う=上原文協会長らに聞く=不透明な新体制の行方=始動したが本番はこれから=財政黒字化が最重要課題
新年号 04年1月1日(木) 地盤沈下の著しかったブラジル日本文化協会に、改革の大鉈が振るわれ出してほぼ一年―。上原幸啓新リーダーのもと、理事会主要ポストは二世識者で占め、新たな運営理念を掲げて組織
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2004年新年号
日本人移住百周年 戦後移民どう関わる=現状はかやの外=「移民が催してこそ移民祭」
新年号 04年1月1日(木) ブラジル日本移民百周年記念祭典協会(上原幸啓理事長)が昨年、正式に発足し二〇〇八年の日本移民百周年に向けて、動き出した。しかし、戦後移民の動きはやや鈍い。「参加しない戦
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2004年新年号
創作予定でいっぱい=画家・彫刻家 大竹富江
新年号 04年1月1日(木) 九十歳を記念する展覧会が開催中です(十一日まで。ファリア・リマ通り201、インスティツト・トミエ・オオタケ)。 インディオの手工芸から現代アートまで、各時代のブラジル
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2004年新年号
卒寿でなお悠々現役=好きな酒、タバコ今も=サンパウロ日伯援護協会会長・実業家 和井武一
新年号 04年1月1日(木) 喜寿、米寿の坂を軽々と越え、卒寿にしてなお現役活動ー。まさに人生の達人といえるのが和井武一サンパウロ日伯援護協会会長や大竹富江画伯、植物学者の橋本梧郎さんたち。いずれも
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2004年新年号
ギアナ高地へ採集へ=橋本記念標本館館長・植物学者 橋本梧郎
新年号 04年1月1日(木) サンパウロ市イタケーラ区の橋本記念標本館で暮らしています。私が収集した植物標本約一万種、十五万固体を整理するのが毎日の仕事です。標本は百二十のロッカーに入れてある。毎日
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2004年新年号
第2の人生ボランテイアで=老人介護生きがいに=シルバー世代生き生きと
新年号 04年1月1日(木) 第二の人生をどう過ごすか――。コロニアにおける移住者一世の平均年齢は六十七、八歳だとみられる。もちろん正確な統計が出されているわけではないが、多くが第三世代に属するとみ
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2004年新年号
デイケア始めて3年=「お年寄りの話聞くだけでも」
新年号 04年1月1日(木) 高齢化社会が進めば、老人ホームだけで対応するのは無理、当然、在宅介護支援(通所介護、ホームヘルプ、ショートステイ)が不可欠となる。日系団体は、デイケアーサービス(通所介
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2004年新年号
毎日指圧サービス=「同じ悩み持つ人助けたい」
新年号 04年1月1日(木) 肩こり、腰痛、手足の関節痛……。高齢者の二人に一人は身体に何らかの不調を訴えていると言われる。体の痛みで歩行が困難になれば、寝たきりになってしまう恐れがある。血行を改善
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2004年新年号
入居者の好物菓子を=あけぼのホームで奉仕活動
新年号 04年1月1日(木) 援協の特別養護老人施設、あけぼのホーム(グアルーリョス市、竹村英朗ホーム長)では、入所者が週に一度、心待ちにしている時間がある。毎週火曜日の「おやつespecial」だ
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2004年新年号
介護の交通整理役=「憩の園を我が家のように」
新年号 04年1月1日(木) 永田公子さん(七二、東京都出身)=モジ・ダス・クルーゼス市=は週に四回、ボランティアに出掛けている。二十年以上も奉仕活動の経験があるベテラン。いずれの現場までも自宅から