1月6日(木)
サンパウロ総領事館(石田仁宏総領事)では「語学指導を行う外国青年招致事業」(JETプログラム)の国際交流員を募集している。これは日本の総務省、外務省、文部科学省や自治体国際化協会の協力により、一九八七年から地方自治体が実施している事業で、〇四年は四十一カ国から約六千人が参加した。
この事業の目的は、日本における外国語教育の充実を図るとともに、青年交流による地域レベルでの国際交流を通じて諸外国との相互理解を増進し、日本の国際化に寄与すること。招致された青年は、地方公共団体の国際交流部での勤務や、公立学校の語学指導に従事する。今年度は北海道、埼玉県、福井県、長野県、三重県、兵庫県が対象となる。
応募資格はブラジル国籍者で、大学の学士号取得者または、今年四月までに取得可能な人。原則として四十歳未満。日本語の実用的な能力があり、日本への高い関心、国際交流活動に積極的に参加する意欲を有すること。
応募の締め切りは十二日。応募用紙等の詳細は同総領事館の広報文化班(パウリスタ大通り854番三階。電話11・3254・0100)まで。