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浸水トンネルを視察=セーラサンパウロ市長=前市長の悪口はなし
1月7日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】セーラサンパウロ市長は五日、西部地区のレボウサス大通りの地下道トンネルを視察した。市内視察は一昨日の排水溝に続く二回目。今回も水害対策の一環で、同トンネルは開通直後の大雨で浸水し、通行中だった車三台が水没するなど、欠陥トンネルの烙印を押されていた。
開通は予定より二カ月繰り上げられ、マルタ前市長の選挙宣伝に間に合うように突貫工事が行われたことから、手抜き工事が噂された。また当時のマルタ市長が浸水被害発生時に私用でフランス、イタリアを旅行中だったことが世間のひんしゅくを買い、帰国後の釈明で「私がいてもいなくても雨は降る」と平然と名セリフ(?)を吐いたことでも、このトンネルは有名になった。
サンパウロ大学や州立科学研究所の専門家らで点検が行われるが、セーラ市長は「要は修理が急務。必要経費の予算は確保する」との考えを示した。一昨日の視察では前市政の悪口が飛び出したが、今回は首を振り、ため息を出すのみにとどまった。