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サンパウロ市中心部でビル火災=68人が煙で中毒、惨事は回避

1月12日(水)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】サンパウロ市中心部フォルモーザ通りで十日午後五時、ビル火災が発生した。ビル一階の機械室のモーターが加熱して出火、消防車二十一台で百二十八人が消火にあたり、二時間半後に火は消し止められた。
 幸い上階に火が回らず大事には至らなかった。しかしモーターの重油や電線が焼け、毒性ガスを含んだ黒煙がビルに充満したため、六十八人が中毒症状を訴えて病院に収容された。しかし全員が軽症ですんだ。ビルは三十一階建てで八百人が働くほか、一日千五百人の出入りがあり、火の手が回れば大惨事となるところだった。火災発生と同時に警報器が鳴ったため、ビル内はパニックとなり、階段で転んで踏まれた人も大勢いたという。
 同ビルは中心部アニャンガバウー広場の一角にあり、煙が広まったため付近は混乱した。近隣ビルの事務所は窓を閉め、商店はシャッターを降ろした。同ビルの六階にはカルドーゾ前大統領の事務所があるが、被害はなかった。

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