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ブラジル、衛星市場に参入=宇宙で撮影した映像の販売へ

1月12日(水)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】ブラジルは二〇〇五年上半期、宇宙衛星市場へ参入し、宇宙から撮影した映像の販売を開始する。宇宙衛星CBERS2は、ブラジルと中国の技術協力で開発された。両国は現在、映像の受信ステーションの建設を計画中だ。
 同計画では中国が積極的で、衛星CBERS二機の製作で費用の七五%負担を提示した。定期的に映像の配給を受ける国は、年間二十五万ドルを支払う。支払い能力のない国へは、無料で配給する。
 映像は、ブラジルが期待する環境ビジネスに用いられる。京都議定書が発効したことで、新しいビジネスがブラジルに舞い込みそうだ。上空にはエクアースとミレクスが旋回し、成果を収めている。他にブラジル宇宙局(AEB)は、気球やロケットによる科学調査も引き続き行う。
 AEBは、一カ所に止まる静止衛星の打ち上げも予定している。ブラジルは現在、外国から静止衛星の一部スペースを借りている。これは国家安全保障と電波通信のベースとなっている。ブラジルは同分野で後発なので、技術面の完全把握に挑戦している。
 ブラジルは一〇年に航空管制を民間機も含め全て衛星で管理する予定。さらに国防専用衛星と航空機管制専用衛星の二機の製造も計画している。AEBは〇六年、移動式の衛星打ち上げ装置と移動式アンテナ車の製造に着手する。

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