1月14日(金)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十三日】信者二百万人(二〇〇一年時点)を集める神の王国世界教会(イグレージャ・ウニヴェルサル・ド・レイーノ・デ・デウス)が、政党結成に向け動き始めた。政党結成に必要な約四十万人の署名が、集会後に教会の玄関口で集められた。
新党の名称は郷土刷新党(PMR)で、党首はヴィトール・パウロ・A・サントス牧師。しかし、教会幹部によると、まだ高等選挙裁判所には登録が申請されていないという。
自由党(PL)は、同教会の支持で議席数を伸ばした政党で、教会が支持する下院議員十八人のうち八人が同党に所属する。ネット党首は、教会の支持を得る議員は多くの場合、党ではなく教会の利益を求めると話している。しかし大統領選でルーラ候補が勝利した後、同党は教会の意向を伺う必要がなくなり、それが新党結成につながった。