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東西南北

1月18日(火)

 サントスのFWロビーニョの母親、マリーナさんが四十一日に渡って誘拐・監禁された事件でサントス市警は十三日夜、事件に関与したと見られる夫婦二組を逮捕した。逮捕されたのは、麻薬取引の前科があり、マリーナさんを誘拐した実行犯のファビオ・シウヴァ容疑者(27)とフェルナンド・ダ・シウヴァイラ容疑者(26)でいずれもその妻も含まれる。容疑を否認しているものもいるという。一方、主犯格と見られ、「ビン・ラディン」の異名を持つセーリオ・M・シウヴァ容疑者の行方を市警は追っている。
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 調教師ファビオ・マシャード(24)はイビラプエラ公園で十六日朝、ピットブルの口に覆いもつけずに散歩していた。巡回中の軍警に注意されたが悪態をつき、公務執行妨害で同調教師は逮捕された。ピットブルは意外とおとなしかったため、所有者に引き渡された。しかし、調教師がどう猛で、大声で怒鳴ったり留置所でも暴れたりした。同公園には車に乗ったまま入園したので係官は気づかなかった。
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 サンパウロ州ピラシカーバ市で十四日夜、パゴッジのショー会場前で十六歳と十七歳の女の子ら四人を車ではねた男(21)が周りにいた人たちにリンチされ、重傷を負った。運転していた車はひっくり返され、ボコボコに。女の子らは全員軽傷。男はショー後、混雑する人込みにいらだち、四人をはねたという。
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 サンパウロ州の殺人減少という公式発表の裏で、犯罪記録(BO)が改ざんされていると犯罪学の専門家らが抗議している。打撲後の死亡、偽装自殺、死因不明の遺体、外傷のない死体など、検死の結果死因が後日に判明した場合、殺人による死亡として統計には反映されていない。〇四年は九月までの殺人事件が六千八百五十五件と過去十年間で最低だったが、このようなカラクリがあるという。