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東西南北

1月19日(水)

 テレビで抽選を公開放送するビンゴ「アラゴアス・ダー・ソルテ」の賞品、時価七万レアル相当のニッサンのピックアップ、フロンティアを服役者のジョザファ・オリベイラが当てた。司会のドグラス・ロッペスさんは受賞者の住所を見たところ、バウドミロ・カヴァルカンテ刑務所となっているので驚いた。同服役者は麻薬密売で服役中だが、まだ十三年の刑が残っている。同刑務所では、服役者仲間が幸運を祝った。
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 サンパウロ市南部の州高等裁判事の自宅に十七日午前八時、武装した二人組が押し入った。一人が判事に金庫を開けさせている間に、もう一人は判事の息女を別屋へ連れ去り、暴行を加えた。息女はバイングトン病院へ入院し、HIV検査を受けた。二人組は粗暴で判事一家を怒鳴りつけ、恐怖に陥れ、貴金属やドル紙幣、小切手帳、携帯電話、クレジット・カードを持ち去った。
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 出会い系サイト「Orkut」で十四日に人種差別的メッセージが書き込まれたとNGO団体から告発を受けた人種平等促進政策特別局は、連警に捜査を要請した。十三歳の弟(黒人)に対して人種差別的メッセージが記されていたのを大学生の兄が発見、同団体に訴えた。書き手は「アンチヒーロー」を名乗るグループのメンバーで、このグループはサイトへの参加を差し止められた。
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 ファリア・リマ大通りの下を交差する地下道トンネルの排水能力を改善する工事が十八日に始まった。エウゼービオ・マトーゾ大通りのトンネル出口付近では通行車線が減り渋滞が予想されるため、交通技術公社(CET)は迂回路を通行するよう勧めている。トンネルの通行は可能。工事は三十日間続く予定。