ホーム | 日系社会ニュース | 高齢者活動センター視察=レジストロを上田領事初訪問

高齢者活動センター視察=レジストロを上田領事初訪問

1月27日(木)

 二十日午後二時、在サンパウロ日本国総領事館経済班の上田達生領事が初めてレジストロを訪れた。最初に今年の元日に就任したクロヴィス・ヴィエイラ・レジストロ市長、奥山幸イネース副市長を市長室に訪問し会談した。クロヴィス市長は親日家の前市長同様レジストロの日系コロニアと共にこの町の発展に尽くすと述べた。
 上田領事は一昨年末、「草の根資金」でレジストロに建設されたCCI高齢者活動センターがどの様に活用されているか、視察に訪れた旨を述べた。CCIでは約八十人の高齢者のラジオ体操、フォークダンスを見たり、高齢者と話したりした。上田領事にはクロヴィス市長夫妻、奥山副市長、山村敏明文協会長、近岡マノエル市経済企画課長をはじめ、市職員、文協役員が同行した。
 上田領事はCCIの隣の文協で催している、春秋会(老人クラブ)の集会で「皆さんのお顔はとても明るい。これからもお体に気をつけて長生きをして下さい。」と挨拶した後お茶を飲んだ。最後にヴァーレ・ド・リベイラ移民記念館を訪れ熱心に見て回り、午後四時三十分レジストロを後にした。(金子国栄さん通信)