ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

大豆次期収穫に強気=米国産はサビ病で減産

2月2日(水)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】大豆の国際相場が一六%下がった反面、農薬は一五%、肥料は二〇%とそれぞれ値上がりした。その上、為替差損がある。船積み時は一ドル三・二〇レアルで取引された大豆価格が、支払い時は二・七〇レアルで清算される。今年は、大豆生産者にとって泣き面に蜂だった。
 次期植え付け面積と資材消費量は、次回の収穫が行われる七月の相場次第で決まる。予想では、作付面積の減少はないとされている。米国はサビ病で大豆が減産となり、ブラジルの生産者を強気にした。また米国はアルコール生産のために、トウモロコシの作付けが増加した。天然ガスの価格が不安定なため、トウモロコシによるアルコール生産に拍車がかかっている。
 米国は原油の高騰以来、火力発電用天然ガスの需要が急増している。ガス代用のアルコール生産のため、トウモロコシに最高値が付いた。それで大豆からトウモロコシへ転換する農家が多い。そこへ追い打ちを掛けるように、中国が飼料用の大豆買い付けに入った。ブラジルの大豆生産者は、次期収穫に明るい見通しを立て、ほくそ笑んでいる。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button