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熱唱、伊藤カレンさん=レジストロで新潟中越地震義援金募る

2月2日(水)

 新潟中越地震義援金の募金のため、レジストロ文協(山村敏明会長)は去る一月二十二日夜、レジストロ・ベースボール・クラブ会場で「伊藤カレン慈善歌謡ショー」を催した。後援はベースボール・クラブとカウダス・ノーヴァス市のタイヨー・テルマ・ホテル。
 山村敏明会長が開会の挨拶で義援金の募金活動に協力した人々に感謝を述べた後、伊藤カレンさん、母親の民子さん、タイヨー・ホテルのサンパウロ地区代表の斎藤リカルドさんが紹介された。
 カレンさんは、日本の演歌やブラジルの曲を約一時間半に渡って熱唱、約三百人の観衆を魅了した。日本着を着て時には舞台を下りて、観客の中に入って、歌ったり、踊ったり汗だくで大奮闘のカレンさんに、会場は手拍子を打つ人々で熱気に包まれた。
 公演約三時間前、カレンさんに「こんな立派な舞台に私だけ一人で歌うのはもったいない。和太鼓を披露してもらえないだろうか。」と頼まれ、文協和太鼓チームも参加した。
 夜十時、公演終了。観衆は口々にカレンさんのショーを褒め称え家路に向かった。このショーの純益 二千八十レアルと寄付金四千百レアルを合わせた、合計六千百八十レアルが義援金として送られた。