2月16日(水)
【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】リオ・グランデ・ド・スル州農村協会のテイシェイラ会長は、果樹園での綿羊飼育を奨励している。綿羊は雑草を食べ糞尿をし、施肥をする。この組み合わせが、妙に具合がよいという。
綿羊は肉と羊毛、皮革を生み出し、臨時収入となる。雌は繁殖向け、雄は体重三十キロ位の三カ月で屠殺する。取引価格は生体でキロ当たり三レアル、生体一匹で九十レアル。スーパーの小売価格は骨付きの屠殺した肉でキロ当たり十八レアル。
イタリアの革なめし業者が、高級婦人服を縫製するために若い羊の皮革を求めている。羊の飼育を希望する生産者に、イタリアから投資する商談もある。希望者は、同州の伯伊商工会議所に連絡するとよい。