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集計24万レアルに到達=新潟中越地震義捐金 県知事から礼状=締め切り、送金手続きへ

2月18日(金)

 先月末で締め切られた新潟中越地震への義捐金が最終的に、予想額を大きく上回る二十四万九百十八レアルに到達していたことが分った。新潟県知事からのお礼の手紙が同県人会に届くなど、全伯各地からの浄財に対し、日本から感謝の声が届いている。同地震救援委員会の松尾治委員長は、「さっそく中央銀行に連絡し送金手続きをする。予想を超える義捐金が集まった。ほんとうに良かった。みなさんにお礼を言いたい」と感謝の言葉を述べる。
 新潟県人会(南雲良治会長)には、母県から感謝の手紙も届いている。泉田裕彦県知事は書簡を寄せ、「心温まる義捐金をお寄せいただき、誠にありがとうございました」とお礼を述べる。「新潟は本格的な冬を迎えておりが、〃ふるさと新潟〃に一日も早い復興に向けて全力で取り組んでいきますので、今後も皆様のご理解とご支援をお願いします」と綴る。
 パラナ日伯文化連合会(上口誠一会長)が取りまとめた一万百六十レアルが、二月に入ってから新潟県人会に届けられた。内訳は、上口誠一、吉井篤、沼田信一(各二百レアル、以下省略)ら十二氏の個人と、イビポラン文体協(千)、アウア・ダ・レーラ文体協(千)、ローランジア文体協(千五百)、グアピラマ文体協(五百)、マリンガ文体協(千五百)、ロンドリーナ文体協(千七百六十)、セントラル・ルビアセア文体協(千五百)など。
 二月三日までに集まった主な大口寄付者は次の通り。ノロエステ連合日伯文化協会(七千二百八十)、西部アマゾン日伯協会(四千百七十五)、ABC文化協会(五百五十二)、アサヒ野球ウニオン(五百)、ウチンガ日伯協会(五百五十)、アウベルト・ナシロ(五百)、サンカエターノ・ド・スール日伯文協(千五百)、カッポン・ボニート文体協(七百)、匿名(千)、ブラガンサ・パウリスタ在住新潟県人有志(五百)、ロンドノポリスMT文体協(五百)、ACAL(五百)、リンス文体協(四千二百)、イラプルー日伯文協(五百)、RS南伯日伯協会(千九百四十一)、渡部和夫(五百)、イタペーバ文協(五百)、シダーデ・アデマール日系クラブ(五百)、日本民謡協会ブラジル(七百十七)、バイーア日伯文化連合会(三千六百五十)、アチバイア日伯文体協(二千百八十)、ツパン文体協(二千二百八十五)、レジストロ文体協(六千百八十)、日系ライオンズ協会(千)、日伯文化連盟(千六百五十四)、クリチーバ日伯文協(二千二百七十)、宮坂国人財団(一万)など。
 その他、銀行振込のために団体・個人名が不明なところも多かった。