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04年小売部門の販売増加=3年ぶりにプラスに転じる
2月19日(土)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】ブラジル地理統計院(IBGE)によると、二〇〇四年に小売部門の年間販売量は九・二五%、売り上げは一二・九七%増加した。年間販売量は〇一年以降、前年比で初めてプラスに転じた。
増加率が最も高かった製品は家具・家電製品(二六・三七%)で、自動車・オートバイ・自動車部品(一七・八%)、その他個人使用・家庭用品(一六・二五%)、事務用品・情報・通信機器(一〇・〇七%)が後に続いた。
同院の商業サービス部門担当エコノミスト、マセード氏は、三年間買い控えた後、ローン融資が拡大されたことも手伝って消費者は財布のひもを緩めたとみる。リオ州商業連盟のゴメス氏は、九月以降続く基本金利の引き上げが消費者の購買意欲に水を差すことを懸念する。昨年第4・四半期に家具・家電製品の販売は、二一・八七%増と勢いを落としている。マセード氏は、基本金利引上げの小売部門への影響は六カ月から八カ月遅れるとし、同四半期の販売への金利引上げの影響を否定した。
一方、工業部門の雇用は〇四年に前年比で一・九%増加し、一九八九年(二・一%)以来の、実質賃金は九%増で九三年(一〇・四%)以来の高い伸び率を記録した。同部門の雇用の三八%を占めるサンパウロ州では雇用が一・五%増加した。しかし、雇用全体は十二月に前月比で〇・三%減と陰りを見せ始め、同部門の成長が雇用効果の高い、靴、衣料品製造業に及んでいない点も懸念されている。