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東西南北

  2月22日(火)

 小銃で武装した男二人と女一人が十八日夜、サンパウロ市西部ヴィラ・マダレーナ区のモロッコ料理レストランを襲撃。客から現金、宝石、携帯電話などと、店のオーディオを盗み、男女二人は客のアウディ、一人は徒歩で逃げ去った。店の通報を受けて警察が追跡し、電柱に車をぶつけた犯人らと撃ち合いの末、二人を現行犯逮捕。盗品はすべて被害者の元に戻った。
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 サンパウロ州ガルサ市農大に入学したジョゼ・P・フランコ君(17)を、上級生五人が軽トラックに縛って引っ張り、炎天下で焼けたアスファルトを二キロメール素足で歩かせた。同君は火傷で入院。ガルサ警察は上級生五人を呼び出し、外傷罪の疑いで事情聴取を行った。ミナス州のジュイス・デ・フォーラの薬科大ではセヴェリーナ・ゴーメスさん(19)が体中と衣服に絵の具を塗られ、アレルギー症状を起こして入院した。
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 ロナウド選手の父親ネーリオさんの自宅に十七日、泥棒が入り、現金、宝石類と百枚を超えるヨーロッパの選手のシャツを盗み去った。事件当日、ネーリオさんは同選手の結婚式に出席した後フランスに滞在中で、自宅を留守にしていた。「シャツを盗まれたのが一番悲しい。息子は試合中に交換したものを私にプレゼントしてくれていた」。
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 サンパウロ州リベイロン・プレット市ヴィラ・チベリオに在住の一婦人(74)は、自宅に十三トンのゴミを大切に保管していた。近所の住民による署名運動の結果、裁判所から市衛生局へゴミ撤去命令が下った。同住宅へ踏み込むと蛇八匹とサソリ二百五十匹、ネズミとゴキブリは数え切れないほどいた。婦人は精神に異常があるらしく、精神病院で診察を受けた。