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04年NHK短歌大会 徳永さん、海外作品賞
2月22日(火)
平成十六年度のNHK全国短歌大会が、去る一月二十二日、NHKホールで開催された。二万四千六百五十一首の応募があったという。ブラジルからの応募者の入賞、入選者が、広田ユキさん、串間いつえさんによってまとめられた。
◇海外作品賞(時田則雄特選)
アマゾンの土に生き来て四十九年節高き指いたわり洗う 徳永 悦子
◇秀作(尾崎左永子選)
愚痴ひとつ言わぬ夫が吾が横で夢を見ながら泣いておるなり 新井 知里
◇同(河野裕子選)
アマゾンの河見下す我が家十一階真夜に目覚めて虎落笛聞く 原田 清子
◇同(佐々木幸綱選)
水撒けばじじじと土にしむ音を大地の乾きと乾季に思う 藤原よし子
◇同(馬場あき子選)
溌剌と大地の力噴くごとく大豆一望一気に芽吹く
間嶋 正典
◇同(松平盟子選、道浦母都子選)
ここよりは地図になき道ブラジルを終の地と決めイペーを仰ぐ 広田 ゆき
◇入選 小笠原正好、渡辺光、大楯エツヨ、藤田朝壽、小西成子、瀬尾天村、西山ひろ子、中林俊二、今野千枝子、渡部リツ、富樫雄輔、竹下澄子、増田秀一、徳永悦子、村上富士子、酒井祥造、鈴木文子、佐々木君子、岡崎町子、百合由美子、細梅鶴孫。
◇題詠(土)大楯エツヨ、小西成子、今野千枝子、渡部リツ、富樫雄輔、岡本利一、西田はるの、山口ふみ、細梅鶴孫。