2月23日(水)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】一月度の国の税収は三百十九億九千万レアルとなり、一月としては過去最高を記録するとともに、史上最高だった前月に次ぐ二番目となった。二カ月連続で好記録を維持したことで、財政は幸先いいスタートを切った。十二月度は三百二十八億九百万レアルだった。
国税庁によると、昨年の一月度と比べ、実質上昇率(消費者物価指数によるインフレを加味)は五・七三%となった。また税収増については税率引き上げではなく、経済成長によるものとしている。逆に低所得層への所得税やセスタ・バジカ(生活必需品)の商品の減税で、六十億レアルの減少となっていたという。
これまでの各年の一月度の税収は、〇一年が二百四十九億レアル、〇二年は三百億三百五十万レアル、〇三年は二百九十七億レアル、昨年は三百二億五千七百万レアルだった。昨年十一月度は十二月、今年一月に抜かれ史上三番目となった。