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今年の予算41万レ余=和順会、定期総会で承認

2月23日(水)

 パラナ老人福祉和順会(佐々木陽明理事長)は十九日午前十時から、マリンガ市の同施設で第三十回定期総会を開き、〇四年度の事業報告や決算報告、〇五年度の予算案、事業計画案を審議した。
 挨拶に立った佐々木理事長は「創立当初は反対者がいたけど、無料の老人ホームとしてはパラナで一番との評価を受けている。今では日系三、四世にとって善意のシンボルになっています」と、三十周年を迎えるについて感慨を述べた。
 今年の予算は四十一万七千レアル。三十周年記念式典のほか、日本就労者のために特別入居、介護レベルアップの職員研修などを予定している。
 役員の改選を実施。常任理事(十九人)、理事(十七人)などを選出した。
 定期総会に続いて、臨時総会も開き、新民法に合わせて定款を一部改正した。
 両総会には約三十人が出席し、長沼智之クリチーバ総領事館副領事、上口誠一パラナ日伯文化連盟会長、西森弘志パラナ運動連盟理事長らの来賓が訪れた。