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東西南北

2月25日(金)

 首都第一コマンド(PCC)と大きく書かれた金属製の自家製爆弾が二十三日、サンパウロ州都市圏鉄道公社(CPTM)の線路脇の塀で見つかった。三百メートル先にはピニェイロス刑務所があり、PCCが刑務所を爆破し服役者の脱走を試みたものと推定される。軍警は午後三時半に通報を受け、現場へ直行。PCCの一団は爆弾を置いたばかりで、まだ現場にいた。軍警の到着に気づき銃撃戦となったが一味は逃走した。CPTMは六時間、電車の運行を見合わせた。
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 九歳の少年が二十三日朝、サンパウロ州クバトン市マドレ・マノエル・ダ・ノブレガ道の脇にある深さ十五メートルの穴から四十時間ぶりに救出された。道路の管理職員が近くを通りがかった時少年の叫び声を聞き、救出につながった。少年は押されて穴に転落したと話し、警察は十四歳の少年を逮捕。少年は容疑を否定している。
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 自家用車の個人売買で生じたトラブルが原因で買主の男(42、電気工)が二十二日夜、サンパウロ市南部サウーデ区で売主の主婦(38)を殴り、主婦は倒れた際に首の骨を折り死亡した。購入した車に故障がみつかり、男は割引を要求していた。警察は過失致死罪で男を逮捕。
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 サンパウロFCの点取り屋として活躍するグラフィッチ選手の母イルマさんが二十三日、カンポ・リンポ・パウリスタ市の自宅から誘拐された。近くの住民から通報を受けた警察が捜査を開始、誘拐対策課(DAS)がイルマさんを連れ去った四人組みの犯人の行方を追っている。サンパウロ市から約五十キロ離れた同所にある自宅にいた同日午後三時ごろ、犯人が侵入し夫のオジャイールさんらを椅子に縛り付けた後、イルマさんを車で連れ去った。二十三日夜の時点で、犯人から何の要求もされていないという。