かつては二千余もあったといわれる日本人移住地。その多くが「消えた移住地」となっている。
今回訪れたロライマ州のタイアーノ移住地もその一つ。野菜供給のためと配耕されたものの、買い手がいない。これではエスキモーの村にソルベッチを作りに行くようなものだ。
「ちゃんと調査されていれば・・・」と移住者たちは歯噛みしつつも奮闘したが、脱耕を余儀なくされたのも当然だろう。
野菜や果物を食べる習慣のある他地方からの移住者によって、現在一般的にはなったようだが、ポルキロなどでも品数が少ないのは否めない。
オーリャ子が宿泊したホテルの朝食にも果物はなく、まだまだかとも思ったが、これはホテルのレベルの問題かも。 (剛)
05/2/25