去る日曜日、「歩く」のをさぼって、バスでイタチーバへ行った。伝統的に家具製造・販売の町。工場は稼働していなかったが、ロージャはほとんど開けていた。町のロージャの大半が家具販売(卸し、小売り)である。一軒一軒が趣向をこらして、客を誘っている。しかし、極めて少なかった。一日中、客を迎えることができない店もあるのではないか、と思わせるほどだった。
「この業界、不景気」と一言で言っていいのかどうかはわからない。それにしても日曜開店は最高のサービスなのに…。
町にイーペルメルカードが一軒、大型食料品スーペルメルカードが一軒、進出していた。客はそこそこあった。人口八万前後の町にはこれくらい、と計算し尽くされての大型店の出店であろう。閑散とした家具販売店と余りにも対照的で印象的。月並みだが「食関連」は強い。 (神)
05/3/1