四月の文協会長選挙へ注目が集まっている。大事なことは、このせっかくの機会に文協の存在意義を改めて広く議論し、将来の日系社会はどうあるべきか、それを実現するために文協はどうリードしていくか、を建設的に話合うことだろう。
幾つものシャッパが出そうな勢いだが、理想的なのは執行部シャッパと、それ以外の一騎打ちになることだ。執行部以外のシャッパが数多く出るほど、批判派勢力は分散して力を失い、結果的に執行部に利することになる。
百周年を機に〃本当の団結〃を訴える人たちであるなら、大同団結できるはず。もちろん、いろんな意見をたたかわせ、コロニアの注目を集めるためには、当初は個々独自の活動をするにしても、最終的に本当のシャッパを組む時点で協力し合うのは一つの手段だ。
それができなければ、いざ選挙で勝っても、本当の勝負である「百周年の成功」はおぼつかない。心して考えてほしい。 (深)
05/3/2