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17歳の息子が父親殺害=強盗に見せかけ、背中を一刺し=サンパウロ州

3月11日(金)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】サンパウロ州リベロイロン・プレット市で九日早朝、未成年の息子が強盗殺人に見せかけた偽造殺人で、父親を殺害し母親にもけがをさせる事件が発生した。警察は検証の結果、息子を犯人と断定し問い詰めた所、犯行を認めたため逮捕してスピード解決をみた。
 十七歳の息子は、就寝中の父親にエーテルをかがせて昏睡させてから、背中をナイフで一刺しにして殺害した。さらに台所にいた母親に襲いかかったが抵抗されたため胸部を傷つけただけで逃走した。息子は強盗に見せるため黒い服を着、黒マスクをしていた。別の部屋にいた十歳の妹は逃げていく姿を見たが、兄とはわからなかったと証言している。一度逃走した息子は変装を解いてすぐに家に戻り、負傷した母親を病院にかつぎ込んだ。母親は命に別条ない。
 警察は物盗りの犯行とみて捜査したが、金品が持ち去られた形跡がなく、さらにベランダで血痕のついたTシャツやショーツ、エーテルの入ったビンと布が見つかった。決め手となったのが息子の右手の切り傷で、息子は犬に噛まれたと申し立てたが検査の結果、刃物によるものと判った。この時点で息子は犯行を認めた。
 息子によると、日頃から父親との折り合いが悪く、つい最近も恋人を家に連れて来るの禁止されたという。息子はこのため睡眠薬を常用し、ノイローゼ気味になっていた。