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1千億ドルの輸出目標達成=今年中旬に目標を上方修正か
3月11日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】フルラン産業開発相は一日、二月度の集計で過去一年間の輸出累計総額が、一千一億ドルとなり、政府目標である一千億ドルの壁を突破したことを明らかにした。
同相によると、目標達成は三月度になると見込まれていたことから一カ月早い快挙だという。これにより今年度の輸出目標と設定された一千八十億ドルの達成は容易となり、今年中旬には予測の上方修正を強いられるだろうと述べた。報告を受けたルーラ大統領は、「次期累計目標は一千五百億ドル」との意向を示した。
同相はさらに、輸出振興策として、外為相場のリスクを回避するため現行の輸出手形決算期間の六カ月を延長する案を検討中であることを明らかにした。これにより現在直面しているドル安にも対応できるとしている。企業側ではこのリスク回避案のほか、コストや運営費の軽減のためにも、決算(輸出外貨をレアルに換金すること)期限を最低一年とすることを要請している。
いっぽうで輸出振興局はイベントを主催し、ブラジル産品の売り込みを図る。今年は五百五十にわたるプログラムが予定されており一万五千社が参加する。さらに「メイド・イン・ブラジル」を紹介するための店をフランスに三千店舗開設するほか、ドイツ、アメリカ(マイアミ)、アラブ首長国連合(ドバイ)に流通センターを開設することを明らかにした。