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食料品などの消費増加=貧困層の所得向上表す

3月11日(金)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】生活必需品を除く食料品や飲料水を主体としたソフト製品の消費が昨年急増した。消費関係専門の調査機関が発表したもので、食料品や飲料水を主体としたソフト製品の消費は一昨年と比べ全体で九ポイント上昇、これにより三百二十万人分の消費が増加した。
 とくにクラスDおよびEと位置づけられている貧困層は新たに二百二十万人が陳列棚に向かったことになり、一昨年比十三ポイントの上昇となった。主な製品はコーンフレイクなどの穀物加工品、飲料、大豆製品、既製ジュース、ヨーグルトなど。
 同機関によると、C、D、E、クラスは全国の消費人口の七一%を占めることから、この階層の購買力は国の経済を左右するもので、消費増加は所得向上の表れだと歓迎している。