3月16日(水)
未来の日本代表がやってくる――。日本サッカー協会は十五日、今年六月の世界ユース選手権に出場する二十歳以下の日本代表が実施するブラジル遠征の日程を明らかにした。二十一日から二十八日までサンパウロ州内の名門クラブ六チームと対戦するもので、コリンチャンスやパウメイラスなどが含まれている。
二〇〇八年の北京五輪や二〇一〇年のW杯の主力となる今回の遠征メンバー二十六人には将来の日本のエースとなる可能性を秘めた大型FW平山相太(筑波大)や飛び級で代表入りした「日本のロナウド」の異名を取る森本貴幸(東京ヴェルディ1969)ら好選手も含まれる。
またタンザニア人の父を持つ中尾真那(広島)や北アイルランド人の父を持つカレン・ロバートらハーフの選手がいるのも特徴だ。
二十三日の対サンカエターノ戦を皮切りに六日間連続でパウメイラスやコリンチャンスなど名門に力試しを挑む。